論文
AUX ÎLES RIOU KIOU ET EN CORÉE · 1912
原題Aux îles Riou Kiou et en Corée
琉球諸島と朝鮮へ
1912・原資料頁標識24件・図版25点 日本語全訳
モーリス・ド・ペリニーらによる「Aux îles Riou Kiou et en Corée」の日本語全訳。本文、見出し、原注、原資料の頁境界、図版25点と全キャプションを省略なく収録しています。
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ペリニーが二十世紀初めの琉球諸島と朝鮮で得た印象を語った旅行記です。1911年の講演を基に翌年刊行され、街路、市場、儀礼、衣服、工芸、旅の不便を描きながら、日本の支配と近代化による変化を論じます。
琉球では王家の伝承、中国と日本の間の外交、薩摩の侵攻を概説し、那覇の市場、首里の城と王墓、崇元寺を紹介します。頭に荷を載せる女性、手の入墨、髪形、織物と染色、洗骨、婚礼を記し、学校での日本語教育と官吏を目指す志向に触れる一方、漆器などの衰退を嘆きます。
朝鮮では釜山から海路で済物浦へ進み、ソウルの宮殿、市場、職人の通りを観察します。白い衣服と帽子、夜の砧の音、舞踊や無言劇が詳しく描かれます。水原や王墓への旅では、馬の手配、渡し船、険しい道、宿と床下暖房が登場します。
古い暮らしへの愛着と失われた独立への言及を含む一方、住民を一律に無気力、素朴と評価する箇所もあります。生活の観察と、異国の過去を理想化する旅行者の見方が重なる作品です。
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- 原刊
- Comte Maurice de Périgny, “Aux îles Riou Kiou et en Corée,” conférence faite à la Société franco-japonaise le 12 décembre 1911, Bulletin de la Société franco-japonaise, no XXV, mars 1912, pp. 1–11.
- 翻訳版
- 36頁
- 図版・挿図
- 25点
- 原刊言語
- フランス語
SOURCE & PUBLICATION DATA
底本・公開情報
- 底本
- Comte Maurice de Périgny, “Aux îles Riou Kiou et en Corée,” conférence faite à la Société franco-japonaise le 12 décembre 1911, Bulletin de la Société franco-japonaise, no XXV, mars 1912, pp. 1–11.
- 権利・利用条件
- 原著はパブリックドメインに属する。底本画像は Gallica/フランス国立図書館(BnF)による。非商用の学術・教育目的で画像を利用する場合は「Source gallica.bnf.fr / Bibliothèque nationale de France」の表示が求められ、商用利用には許諾・料金が必要となる場合がある。本PDFは抜刷表紙・講演本文全文・編集部原注・講演後記・図版25点と全キャプションを含む日本語全訳である。歴史的な人種分類、先住民呼称、植民地主義的な価値判断は、著者の言説として省略・現代化せず訳した。地名・人名・数値は原刊の形を尊重し、OCRは抽出補助にのみ用いて原画像と照合した。本文中の〔原刊 p. X〕は原刊の印刷頁を示す。
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