パレンケ遺跡に関する覚書の表紙

論文

MÉMOIRE SUR LES RUINES DE PALENQUE · 1832

原題Mémoire de M. Galindo, officier supérieur de la république de l’Amérique centrale, adressé à M. le secrétaire de la Société de géographie de Paris

パレンケ遺跡に関する覚書

1832年刊・原刊198–217頁+別葉図版 日本語全訳

Juan Galindoフアン・ガリンド

ガリンドがパリ地理学協会へ送ったパレンケ遺跡報告。原刊198–214頁の本文・編集部脚注・祈祷文・語彙・数詞を省略なく訳し、本文内模式図と図1–12を含む別葉図版を外枠ごと無裁断で収録しています。原刊215–217頁のペルフェクト・バエソによるカスティーリャ語・マヤ語語彙表も、別著者の刊本付録として併載しています。

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ガリンドがパリ地理学協会へ送った、一八三二年刊のパレンケ遺跡報告です。建築だけでなく、タバスコの平野、ウスマシンタの河川網、ペテンや周辺の遺跡、住民の言語と生活を取り上げ、古代都市を広い地域の中へ位置付けます。水路を交易の条件として評価し、エジプトやナイルとの比較によって文明的な重要性を訴えています。

建物の構造、部屋、入口、石材、周辺施設を図とともに説明し、他の遺跡やフアロスの記録と照合します。音から地下の空洞を推測するなど、直接の観察から遺跡の構造を考える箇所もあります。

ラカンドンの衣服、食物、狩猟具、マヤ語とチョル語の関係も扱い、祈祷文、語彙、数詞を添えます。刊本に付されたカスティーリャ語・マヤ語語彙表は、ペルフェクト・バエソによる別の資料です。

著者は古代の文明を高く評価する一方、同時代の住民の態度を迷信と結び付けるなど、外部観察者の判断を加えています。建築、地理、言語を根拠に、パレンケの歴史的な価値をヨーロッパの学術界へ主張した初期報告です。

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原刊
1832年
翻訳版
25頁
図版・挿図
2点
原刊言語
フランス語・スペイン語・マヤ語

SOURCE & PUBLICATION DATA

底本・公開情報

底本
Juan Galindo「Mémoire … sur les ruines de Palenque」『Bulletin de la Société de géographie』tome XVIII, no 114(1832年10月)pp. 198–214+別葉図版、およびPerfecto Baezo「Vocabulario de las lenguas castellana y maia」pp. 215–217。
権利・利用条件
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更新日

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