1583年のケクチ語遺言書の表紙

論文

A KEKCHI WILL OF 1583 · THE MAYA SOCIETY QUARTERLY · 1932

原題A Kekchi Will of 1583

1583年のケクチ語遺言書

1932年刊・原刊65–68頁・1583年写本・現代ケクチ語・英訳・編者注 日本語全訳

Erwin P. Dieseldorffエルヴィン・P・ディースルドルフ

1583年のケクチ語遺言書を、原綴りの翻刻、当時の現代ケクチ語による書き換え、英訳、解説とともに刊行した史料紹介。特殊字形と異綴りを保持し、W・Gの編者注まで収録しています。

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ディースルドルフが一九三二年に紹介した、一五八三年のケクチ語遺言書の研究です。古い綴りの本文と刊行当時のケクチ語への書き換え、訳と解説を並べ、財産の分配と語法の変化を検討します。

遺言はキリスト教的な定式で始まり、土地、道具、衣服、未払いの代金などの行方を定めます。斧や鋤の受取人を指定し、夫の死に際しての取り決めも参照します。教会へ品物を渡して自分と夫のためのミサを求める一方、ウィピルの代金がカカオで未払いであることも記します。

首長、アルカルデ、レヒドールらが病人の言葉を聞く証人として立ち会います。ディースルドルフによれば、文書はコバンの修道院に保存され、教会の土地の権原を示す証拠として扱われていました。解説では古形と新形、スペイン語の影響、冠詞の発達、ポコムチ語との比較を論じ、個人の財産処分を記した文書を言語史の資料としても検討しています。

言語資料遺言書史料紹介アルタ・ベラパスグアテマラ英語ケクチ語1583年植民地期文書一次史料

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原刊
『The Maya Society Quarterly』第1巻第2号、1932年3月、65–68頁
翻訳版
6頁
図版・挿図
0点
原刊言語
英語・ケクチ語

SOURCE & PUBLICATION DATA

底本・公開情報

底本
Erwin P. Dieseldorff「A Kekchi Will of 1583」『The Maya Society Quarterly』vol. I, no. 2(March 1932)pp. 65–67、編者注p. 68。
権利・利用条件
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