ククルカンの表紙

論文

CUCULCAN · ZEITSCHRIFT FÜR ETHNOLOGIE · 1895

原題Cuculcan

ククルカン

1895年刊・原刊780–783頁・本文・図1–19 日本語全訳

Erwin P. Dieseldorffエルヴィン・P・ディースルドルフ

チャマ、ペテト、チャフカル、チムルトゥン出土品の図像を比較し、ケツァルと蛇の結合からククルカンの頭部表現が形成されたと論じる短篇。共通の編集部導入、本文、図1–19と図注を省略なく訳しています。

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ディースルドルフが、グアテマラの土製品とマヤの石造記念物に現れる頭部を比較し、ククルカンの図像をケツァルと蛇の結合として説明した短篇です。チャマ、ペテト、チャフカル、チムルトゥンの出土品を十九の図で示し、鳥、蛇、人間の姿を同じ神の表現へ結びつけます。

モーズレーの指摘を出発点に、主像と反対側を向く蛇頭に着目します。器の蓋、三脚鉢の縁、偶像の耳飾りなどを並べ、植物のような形や魚の配置、コパンの石造物との類似も検討します。一方、ゼーラーが提案した神Kとの同一視には、共通点だけでなく形と文字の相違があるとして留保します。

著者はククルカンをマヤ最盛期の主神と考え、二匹の蛇を祖父母の神々に結びつけます。これらは図像の類似、名称の意味、神話から導いた当時の学説であり、確定した解読ではありません。

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原刊
ベルリン、『Zeitschrift für Ethnologie』第27巻、1895年、780–783頁
翻訳版
5頁
図版・挿図
19点
原刊言語
ドイツ語

SOURCE & PUBLICATION DATA

底本・公開情報

底本
Erwin P. Dieseldorff「Cuculcan」『Zeitschrift für Ethnologie』Bd. 27(Berlin、1895年)Verhandlungen der Berliner Gesellschaft für Anthropologie, Ethnologie und Urgeschichte, pp. 780–783。1895年11月7日付。
権利・利用条件
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