論文
TÍTULO DE LOS SEÑORES DE TOTONICAPÁN · 1886
原題Título de los señores de Totonicapán, escrito en lengua quiché el año de 1554, y traducido a la castellana el de 1834
トトニカパン領主文書
1554年キチェ語文書の1834年スペイン語訳・1886年版 日本語全訳
1554年にキチェ語で記されたトトニカパンの領主文書を、先住民司祭ディオニシオ・ホセ・チョナイが1834年にスペイン語へ訳し、1886年にセサレオ・フェルナンデス=ドゥロの紹介とともに公刊した史料。キチェ諸集団の移住、王統、領域、スペイン征服期までの伝承を伝えます。紹介、本文全7章、1834年の証明文書を収録しています。
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トトニカパンのキチェの領主たちに伝わった、祖先の移住、王統、地位、領域をめぐる文書です。1554年にキチェ語で記され、1834年に先住民司祭ディオニシオ・ホセ・チョナイがスペイン語へ移した系統の史料です。七章を通じ、共同体の由来と支配の正当性を語ります。
祖先バラム=キツェ、バラム=アガブ、マフクタ、イキ=バラムの系譜、妻、神々の名を示し、移動と定住、子孫の増加、集団の分離をたどります。敵との争いには、子供の失踪、娘たちを用いた企て、香と供物、神々の助力が関わり、宗教的な力と政治的な権威が結びついています。
アフポプなどの称号、天蓋や弓のような標章、役職の配列も具体的です。東方への旅、コトゥハの婚姻と死、諸集団の集合、指揮者の遠征が続き、飢えや渇き、家の建設も、土地を得る共同の経験として記されます。
紹介文によれば、チョナイは創世と聖書的な系譜を扱う冒頭部分を省いています。キチェの起源をイスラエルに結ぶ説明には征服後のキリスト教との接触が表れ、祖先伝承と領主の権利主張が重なる文書になっています。
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- 原刊
- マドリード、『Boletín de la Sociedad Geográfica de Madrid』、1886年
- 翻訳版
- 33頁
- 図版・挿図
- 0点
- 原刊言語
- スペイン語・マヤ諸語
SOURCE & PUBLICATION DATA
底本・公開情報
- 底本
- Dionisio José Chonay, “Título de los señores de Totonicapán, escrito en lengua quiché el año de 1554, y traducido a la castellana el de 1834,” 『Boletín de la Sociedad Geográfica de Madrid』(Madrid、1886年)pp. 149–171。
- 権利・利用条件
- 1554年原文書、1834年スペイン語訳および1886年刊行本文は、著作権保護期間を満了しています。Internet Archiveに掲載されたTrent University所蔵本のデジタル画像には、公開元の利用条件が適用される場合があります。
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