「アナワク」と「ナワトル」という語についての表紙

論文

THE AMERICAN ANTIQUARIAN AND ORIENTAL JOURNAL · 1893

原題On the Words “Anahuac” and “Nahuatl”

「アナワク」と「ナワトル」という語について

二つの地名・言語名の語源と用法・1893年刊 日本語全訳

Daniel G. Brintonダニエル・G・ブリントン

ダニエル・G・ブリントンが、アナワクとナワトルという二語の語源、初期史料での用例、地理的・言語学的範囲を検討し、当時の学術用語としての妥当性を論じた1893年刊論文です。

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ブリントンが、「アナワク」をメキシコ内陸や広い国土の名として、「ナワトル」を言語と話者の総称として使うことの妥当性を論じた1893年の論文です。歴史書、先住民の年代記、辞書を照合し、ゼーラーらの異論に応答します。

ナワトルについてはサアグン、『ラミレス絵文書』、メンディエタの用例から総称としての使用を支持します。明瞭な発音やよく響く言葉という語釈よりも、命令、権威、法、知識に関わる派生語を重視し、「優れた民」「支配する民」という意味を提案します。

アナワクをめぐっては、水に囲まれた世界を述べるモティリニアの宇宙観と地域名を区別し、チマルパインの年代記に内陸の諸都市を指す用例を見いだします。最後には、場所の近さ、知識、一人称代名詞を比較して二語を共通の語根へ結びつけます。文献中の用例の確認と、著者独自の歴史的語源説からなる論考です。

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原刊
シカゴ、『The American Antiquarian and Oriental Journal』第15巻第6号、1893年11月、377–382頁
翻訳版
9頁
図版・挿図
0点
原刊言語
英語・ナワトル語

SOURCE & PUBLICATION DATA

底本・公開情報

底本
Daniel G. Brinton, “On the Words ‘Anahuac’ and ‘Nahuatl’,” The American Antiquarian and Oriental Journal, vol. 15, no. 6, November 1893, pp. 377–382.
権利・利用条件
1893年刊の原著本文はパブリックドメインです。Internet Archiveは所蔵資料の著作権状態を保証せず、利用者に、自己責任で適用法を遵守し、利用を権利非侵害またはフェアユースの範囲に限るよう求めています。個別資料にCreative Commons等のライセンス表示がある場合は、その表示を信頼する範囲で当該条件によるとしています。 本版は原著の文字情報のみを用い、誌面画像を収録していません。
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