オトミ語とアサバスカ諸方言の親縁関係についての表紙

論文

CONGRÈS INTERNATIONAL DES AMÉRICANISTES · 1897

原題On the Affinities of the Otomi Language with Athabascan Dialects

オトミ語とアサバスカ諸方言の親縁関係について

オトミ語と北米諸語の比較・1894年発表/1897年刊 日本語全訳

Daniel G. Brintonダニエル・G・ブリントン

ダニエル・G・ブリントンが、メキシコのオトミ語と北米のアサバスカ諸方言を音韻・語形・語彙の面から比較し、その類縁可能性を論じた1894年発表、1897年刊の比較言語学論文です。

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ブリントンが、オトミ語とアサバスカ諸言語の関係を八十六語の比較から検討した論文です。オトミ語話者がアパッチの人々と会話できたという古い記録を出発点に、同系関係を否定したブッシュマンと、接触の可能性を認めたピメンテルの見解を再検討します。

オトミ語の手稿辞書と刊行資料、アサバスカ諸語の辞書・語彙集を用い、アパッチ、ナバホと北部の複数の言語を比較します。親族、身体、自然、動植物、道具、動作、数詞を取り上げ、音形だけでなく接辞、語根、複合語の意味も検討します。

広く人間の言語に見られる親族語は重視しないと述べ、類似の乏しい例も挙げます。一方、意味の共通性から離れた音形を結び付け、数詞の違いを古い分岐で説明する推測もあります。

結論ではオトミ語に強いアサバスカ的要素があると主張し、さらに詳しい分析によって同じ語族の南端の支族と位置付けられる可能性を述べます。語彙比較を先コロンブス期の移動や混合の説明へ広げた、著者の歴史的仮説です。

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原刊
ストックホルム、第10回国際アメリカニスト会議録(1894年会期)、Imprimerie Ivar Hæggström、1897年、151–162頁
翻訳版
14頁
図版・挿図
0点
原刊言語
英語・オトミ語・アサバスカ諸語

SOURCE & PUBLICATION DATA

底本・公開情報

底本
Daniel G. Brinton, “On the affinities of the Otomi language with Athabascan dialects,” Congrès international des Américanistes, Compte rendu de la dixième session, Stockholm 1894, Stockholm: Imprimerie Ivar Hæggström, 1897, pp. 151–162.
権利・利用条件
1897年刊の原著本文はパブリックドメインです。Internet Archiveは所蔵資料の著作権状態を保証せず、利用者に、自己責任で適用法を遵守し、利用を権利非侵害またはフェアユースの範囲に限るよう求めています。個別資料にCreative Commons等のライセンス表示がある場合は、その表示を信頼する範囲で当該条件によるとしています。 当該項目に個別のCreative Commonsライセンス表示はありません。本版は原著の文字情報のみを用い、誌面画像を収録していません。
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