チアパスのチャネアバル(四言語)族とその方言についての表紙

論文

THE AMERICAN ANTHROPOLOGIST · 1888

原題On the Chane-Abal (Four-Language) Tribe and Dialect of Chiapas

チアパスのチャネアバル(四言語)族とその方言について

チアパスの民族誌・比較語彙・言語資料・1888年刊 日本語全訳

Daniel G. Brintonダニエル・G・ブリントン

ダニエル・G・ブリントンが、チアパスのチャネアバル集団の来歴と多言語使用を論じ、比較語彙、数詞、代名詞、チャネアバル語テクストを収録した1888年刊の民族学・言語学論文です。

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ブリントンが、チアパスのコミタン周辺で話されるチャネアバル語の名称と、マヤ諸語のなかでの位置を論じた1888年の研究です。ピネダの地誌にある言語名を、後の研究者が消滅した言語の名として扱ったことを批判し、カクチケルとソケの誤記だと説明します。チャネアバル、トホラバル、コミテコという呼称も整理します。

主要資料はサンチェス司祭の比較語彙と、ベレントが1870年に採集した約五百語です。採録者、情報提供者、表記法を確認し、人称代名詞として記された形に指示語や所有表現が混じる可能性を指摘します。告解指南と主の祈りも分析し、方言差や不完全な記録を検討します。

比較の結果、著者はチャネアバル語をマヤ語族の独立した一方言と位置づけます。グアテマラ側との類似から移動の方向を、ソケ語と似る道具や材料の語から文化と言葉の借用を推測します。「四言語」という名称をめぐる誤解を解きながら、言語の共通性と接触を分けて考えようとした論考です。

言語学民族学語彙資料論文一次史料メキシコチアパス中央アメリカ英語チャネアバル四言語比較語彙マヤ語族多言語使用民族分類19世紀

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原刊
ワシントンD.C.、『American Anthropologist』第1巻第1号、1888年1月、77–96頁
翻訳版
25頁
図版・挿図
0点
原刊言語
英語

SOURCE & PUBLICATION DATA

底本・公開情報

底本
Daniel G. Brinton, “On the Chane-Abal (Four-Language) Tribe and Dialect of Chiapas,” American Anthropologist, vol. 1, no. 1, January 1888, pp. 77–96.
権利・利用条件
1888年刊の原著本文は米国においてパブリックドメインです。Google Booksの画像には同サービスの利用条件が適用されます。本版は原著の文字情報のみを用い、誌面画像を収録していません。
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更新日

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