論文
BERENDT-BRINTON LINGUISTIC COLLECTION · ITEM 230
原題Drei Tage auf der Insel Cuba. Reise Fragment für meine Tochter Helene
キューバ島の三日間
Berendt-Brinton Linguistic Collection, Ms. Coll. 700, Item 230
ベレントが娘ヘレーネのために記したドイツ語旅行記断片。ユカタン沿岸からハバナへ向かう船旅、キューバの都市生活・農園・奴隷制・中国人契約労働、自然と風俗の観察を、原写本頁とPenn画像頁を付して訳しています。
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『キューバ島の三日間』は、ベレントが娘ヘレーネに向けて書いた旅行記断片です。ユカタン沿岸からハバナへ渡り、街、知人の家、近郊、農園を訪ね、再び船に乗るまでを十章で描きます。乗客との会話、食事、散歩、身の回りの出来事を交えた親密な語りです。
《ウニオン》号の船上では家族連れや葉巻を交わす相手を描き、シサルなどでの停泊を経て、ハバナの丘、別荘、モロの岩と要塞が近付く様子を記します。上陸後は税関、ホテル、商会、書店、タコン遊歩道と夜の演奏を巡ります。紛失した書類入れの出来事も、予定外の行動や再会を生みます。
セロ、ヘスス・デル・モンテ、レグラ、グアナバコアへの小旅行では、グンドラハの標本、医師カルデナスとの会話、砂糖農園の情報などが登場します。博物学や農業だけでなく、奴隷制と中国人契約労働にも目を向けています。
最後の《ビアンヴィル》号では、北米向けの果物の積荷と、商人が島内の代理人を通じて集荷する仕組みを説明します。甲板の籠へ手を伸ばす子どもたちの姿も添えられ、海上交易が日常の光景として描かれます。
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- 原刊
- メキシコ湾・キューバ、1860年頃(Penn自筆稿)
- 翻訳版
- 32頁
- 図版・挿図
- 0点
- 原刊言語
- ドイツ語・スペイン語
SOURCE & PUBLICATION DATA
底本・公開情報
- 底本
- C. Hermann Berendt, Drei Tage auf der Insel Cuba. Reise Fragment für meine Tochter Helene, ca. 1860, Berendt-Brinton Linguistic Collection, Ms. Coll. 700, Item 230.
- 権利・利用条件
- 原写本本文は米国においてパブリックドメインです。Pennのデジタル資料にはRightsStatements.orgのNo Copyright - United States(NoC-US 1.0)が表示されています。画像提供:University of Pennsylvania Libraries。
- 公開日
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