アイヌの国の表紙

論文

LE PAYS DES AÏNOS · 1910

原題Le Pays des Aïnos

アイヌの国

1910・原資料頁標識16件 日本語全訳

Maurice de Pérignyモーリス・ド・ペリニー

モーリス・ド・ペリニーらによる「Le Pays des Aïnos」の日本語全訳。本文、見出し、原注、原資料の頁境界を省略なく収録しています。

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ペリニーが北海道を旅し、交通、開拓地、都市生活とアイヌの習俗を描いた紀行です。麦畑やジャガイモ畑、焼いた木の幹が残る開墾地、直線的に区画された町を、本州とは異なる景観として描き、カナダやアメリカと比較します。

脱線した乗り物を乗客が押して戻す場面、宿泊料の交渉、列車の食事と茶の器を記し、内陸では幹線を離れて新冠の御料牧場方面へ向かいます。アイヌの住居では主人の迎え方、炉を中心とする座り方、東側の神聖な場所に注目します。子熊の飼育と熊を送る儀礼、縄、矢、杭、祭具を伴う行動も、著者が見聞した理解として説明されます。

墓を恐れる観念、埋葬時の品物と土、帰宅後の酒の供え物を記す一方、札幌では官吏や戦没者の祭り、小樽では石を敷いた道路を描きます。開拓や都市の変化への関心と、アイヌ文化を失われつつあるものとして扱う当時の旅行者の民族観が併存しています。

民族誌講演記録日本研究北海道日本東アジアフランス語アイヌ社会宗教一次史料

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原刊
Maurice de Périgny, “Le Pays des Aïnos,” Bulletin de la Société de géographie de Lille, décembre 1910, pp. 1–15.
翻訳版
14頁
図版・挿図
0点
原刊言語
フランス語

SOURCE & PUBLICATION DATA

底本・公開情報

底本
Maurice de Périgny, “Le Pays des Aïnos,” Bulletin de la Société de géographie de Lille, décembre 1910, pp. 1–15.
権利・利用条件
原著はパブリックドメインに属する。底本画像は Gallica/フランス国立図書館(BnF)による。非商用の学術・教育目的で画像を利用する場合は「Source gallica.bnf.fr / Bibliothèque nationale de France」の表示が求められ、商用利用には許諾・料金が必要となる場合がある。本PDFは抜刷扉・原刊本文全文を含む日本語全訳である。歴史的な人種分類、先住民呼称、植民地主義的な価値判断は、著者の言説として省略・現代化せず訳した。地名・人名・数値は原刊の形を尊重し、OCRは抽出補助にのみ用いて原画像と照合した。本文中の〔原刊 p. X〕は原刊の印刷頁を示す。
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